2023/06/06

まるっと説明会2023 新体制でスタート!

 令和5月23日 まるっと説明会実行委員会が開催されました。

事務局から昨年度の実績報告を行い、障がい福祉課より「芦屋市みんなに優しいお店登録事業」について説明がありました。

集まられた事業所の中には新規開所の事業所もあり、事業所のPRタイムを設けて事業所の紹介をしていただき、その他の事業所からのお知らせもしていただきました。

そして今年度のまるっと説明会はどんなものにしていこうか、グループに分かれて話し合いが行われ、「もっと、参加型イベントにしては」、「学生にも積極的に参加してもらいたい」「当事者の方のお話しが聴けるのはとってもよかった」などのさまざまなご意見を頂きました。

そして、昨年度の正副実行委員長から新・正副委員長にバトンタッチも行われ、実行委員会も新体制に生まれ変わりました。


まるっと説明会の実行委員会。事業所間の情報交換や関係作りの場としても盛り上がってきています。


今回参加いただけなかった事業所の皆様にも、実行委員会ってどんなものかを知っていただくところからご参加いただければと思います。

2023/03/23

まるっと説明会2022実行委員会 振り返りを行いました。

 2月18日にまるっと説明会2022が開催されました。

それから1か月。。。3月23日 まるっと説明会2022の最後の実行委員会が木口記念会館で開催され、実績報告とともに、振り返りを行いました。

まるっと説明会2022の総来場者数220名、4講演のうち2公演は満員御礼、各事業所の授産品販売も盛況のようで、成功と言える結果だったと思います。


実行委員会に参加いただいた皆様からは、「楽しかった」、「事業所などいろんな人との繋がりができて良かった」、「とても勉強になった」、「学生の皆さんに参加していただいたのが良かった」など前向きな感想を頂き、事務局としては大変良かったと思っています。

また、来場者の方から色々とご意見を頂き、「是非続けてほしい」とのご意見が多数あり、実行委員会の総意として”まるっと説明会2023”の実行委員会が間もなくスタートすることとなりました。

今後は「まるっと説明会2023」の開催に向けてご報告してまいります。

会議の最後はまるっと説明会2022実行委員の記念撮影を行いました。

まるっと説明会2022実行委員


2023/03/03

アンケートの回答いただきました 講演1 「育てにくさのある子 親子で楽になる接し方・育ち方」

アンケートでいただいた回答を、講演をしていただいた講師の方にお答えいただきました。

お答えいただいたのは・・・・
一般社団法人日本発達療育士協会 代表理事 奥田幹子氏
株式会社こども未来研究所 代表取締役 高瀬彰子氏

質問1:偏食の児童は、99.9%は成長とともに感覚も成長して食べられるようになるとのことでしたが、残りの0.01%のケースの場合はどうすればよいのでしょうか? 

回答:偏食、0.01%のケースは、元気であれば、神経質にならずで大丈夫です。食べれるものを食べてください。ただ、健康を害しているのなら、医師への相談が必要となります。

質問2:便を拭けないので教え方とかあれば聞きたいです。 

回答:便が自分でふけない理由は、潔癖、太っていてお尻が見えないから感覚が掴めない、見えない場所だから不安、拭く意図がわからないなど様々な原因があります。原因を見極めた上で、潔癖なら【ビニール手袋を使う、多めに紙を使う】、太っているなら【痩せる方法を考えるとともに、またから手を入れて拭く方法を一緒にしてみる】、見えなくて不安な場合は【一緒に手の置き方などを手を持って教える。実際にパンツの上からでいいので、やって見せて、頭の中でリンクさせる】、拭く意図がわからない場合は【図や絵で説明し、〇回拭く、紙に便がつかなくなるまで拭く練習を行う】などされてみてください。ウォッシュレットを使用するのも一つです。

質問3:肯定的な声掛けをしても反発される時があります。(「褒めないで」など)。小3男子なので、これを心の成長と捉えてそのままにしておいていいのか、他の声掛けなど何をすべきか、どう対応すれば「自己肯定感」につながるでしょうか? 

回答:そのお子さんに響くジェスチャーで伝える褒め方や言葉の選択、声のトーンを試してみられてください。無理に褒める必要もないので、時期によって受け入れ方も変わってきます。自己肯定感を上げるには、褒められて反発してきても、ママは嬉しい、成長が見れて安心した事など、お母様の気持ちを伝えてあげる【Iメッセージ】が良いです。褒めるは、時にジャッジメントとなってしまいます。お母さんの嬉しかった気持ちや助かった気持ちを声に出してください。私が言いたい、伝えたいだけだからというスタンスで大丈夫です。認めてもらえている、自分はそのままでいい!と思えるようになります。

質問4:ASDで自分のやりたいこと以外はすぐに怒ってしまします。(受け入れに時間がかかる)怒らずに表現できるようになるにはどうしたら良いか。もう18歳なんです。

回答:自分で選択し決定するという経験を積ませてください。また、外出する時に、選択権を与える、嫌な外出が出来たときは好きな事を帰る前にさせてあげる、どうして怒っているのか直接聞いてみる、怒らず伝える方法や言い方を教えるなど、紙に文字や図、絵にかいて確認するとイメージが具体化されます。

質問5:お金の概念がむずかしい。数の入れ方を聞いてみたいです。

回答:実際に100円から自分の好きなお菓子を買いに行く、お買い物ミッションをする、チラシなどを利用して、電卓で合計金額を出しお金を使って支払いごっこをする、お釣りの読み方をその都度教えるなど、実体験を通して獲得していくことが必要不可欠となります。ご家庭でお手伝いアルバイトをして、お金を稼ぐ意図やその使い方を一緒に考え実践していくこともおすすめです。

アンケートでの質問の回答いただきました。 講演4 障がいのある人の“暮らし” “ひとりで暮らす”とは

<質問>

ヘルパーさんが緊急事態で支援に行けなくなった場合はどのように対処されますか?。(コロナ陽性とか濃厚接触者など)

<回答>

緊急で休む際はご本人様に連絡して、
①代わりのヘルパーを派遣するか
②他の曜日で行かせてもらうか
③休みにするか
ご本人と相談します。

重度訪問や身体介護、独居でない限りは1回休むことや曜日変更などは、了承していただけることが多いようです。
利用者様も「クリスマス会」「餅つき大会」「旅行」「体調不良」などのご都合で支援のお休みをされたりします。

ヘルパーにも子育て中のスタッフや高齢のスタッフがいるため、ヘルパーの事情で、利用者様にご連絡をして、ヘルパーの交代をお願いすることもあります。できる限り事前に交代することを連絡していますが、どうしても当日変更しなければならない場合は、支援前にご連絡してヘルパー変わることをお伝えするようにしています。

利用者様によっては、「このヘルパーさんしかダメ!」という方もおられますが、
コロナなどの感染の恐れがあると説明すると「休んでください。」と言われることもあります。

重度訪問では、複数の事業所が曜日担当で入っていることがあり、
この年末年始は、他社でもヘルパーさんのコロナ感染が多くありました。コロナ感染で支援に入れなくなって担当の相談支援専門員さんから、代わりに支援に入れませんか?と何度か連絡があり3回ほど代わりに支援に入ることもありました。通常なら自社の中で代替スタッフを用意するのですが、事業所内の社内感染の恐れがあり、このように代替支援を受けることもあります。

回答:訪問介護ちゃいむ 水野さん